2014年06月22日

HEROストラク収録カードのテキスト更新

 こんにちは、よしえです。
いよいよHEROストラク「HERO's STRIKE」が発売され、環境にも影響が出る…というより《M・HERO ダーク・ロウ》が純粋に強いみたいです。
今回はカードの強さの考察ではなく、9期仕様となって生まれ変わるカードのテキストについて触れてみたいと思います。



※すべての再録カードが9期仕様になっているので、抜粋して紹介の形式です><;


card100018509_1.jpg
《E・HERO バブルマン》
「このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時に自分のフィールド上と手札に他のカードが無い場合、
デッキからカードを2枚ドローする事ができる。」(EE04-JP014)
「A:このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。
自分はデッキから2枚ドローする。
この効果は自分の手札・フィールドに他のカードが無い場合に発動と処理ができる。」

発動条件と共に「処理時に効果が適用されるための条件」が見やすくなりました。

これは《インフェルニティ・デーモン》のサーチ効果などと同様のルールで、
「発動時だけでなく、処理時にも条件を満たしていないと効果処理ができない」ものが遊戯王には数多く存在しています。
またそうでないものもたくさんあります。
これまではこのようなルールはテキストでの判別が困難でその都度裁定を取る必要がありました(※追記参照)が、
このバブルマンのようなテキストならば非常にわかりやすく進行することができます。

※追記
従来のテキストにおいても条件の表記次第でルールの判別をすることは可能だったようです。
コメントでのご指摘ありがとうございました。

実戦面だと
・《ヒーローアライブ》で出てきたとき(=出た時点だと発動したアライブが場にあるけど大丈夫?という問題)や
・バブル効果にチェーン《強制脱出装置》を当てられたとき
などです。

今後インフェルニティやその他のカードでのテキスト整備も期待できる良い動きですね。


sd27-jp014-n.jpg
《オネスト》
「自分フィールド上の光属性モンスターが戦闘を行うダメージステップ時にこのカードを手札から墓地へ送る事で、〜」
(DS14-JPL11)
「A:自分の光属性モンスターが
戦闘を行うダメージステップ開始時からダメージ計算前までに、
このカードを手札から墓地へ送って発動できる。〜」

マスタールール3移行に伴うルール整備として《オネスト》の発動可能タイミングが明記されています。
かつては「ダメージ計算」まで使用できたのが現在はこのようになって実質的に弱体化しています。
対照的に《武神器−ハバキリ》などは
「相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時、このカードを手札から墓地へ送って発動できる。」
とこちらはこちらで計算時限定であることがはっきりとわかるのでこれからは安心して使い分けできそうです。
むしろなぜ今まで計算時に使えていたのかが謎・・・


card100018517_1.jpg
《平行世界融合》
「このカードを発動するターン、自分はモンスターを特殊召喚する事はできない。」
(PP12-JP008)
「このカードを発動するターン、自分はこのカードの効果以外では
モンスターを特殊召喚できない。」

発動ターンの制約がわかりやすく表記されました。
「もう(平行世界でもモンスター出せ)ないじゃん…」状態がなくなります。
《スケープ・ゴート》などもこのような「あたかもこのカード自体でも出せなさそう」という紛らわしいテキストで書いてあったのが、9期になって丁寧に表記されています。
そりゃそうだ、と思ってしまえばおしまいですが。


card100018523_1.jpg
《神の警告》
「2000ライフポイントを払って発動できる。
モンスターを特殊召喚する効果を含む効果モンスターの効果・魔法・罠カードの発動、
モンスターの召喚・反転召喚・特殊召喚のどれか1つを無効にし破壊する。」
(GS05-JP020)
「@:2000LPを払って以下の効果を発動できる。
●モンスターを特殊召喚する効果を含む、
効果モンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時に発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
●自分または相手がモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚する際に発動できる。
それを無効にし、そのモンスターを破壊する。」

効果発動の無効・破壊」と「モンスターの各召喚の無効」がはっきりと分かれて表記されるようになりました。
《王宮の弾圧》の
「モンスターの特殊召喚及び、モンスターの特殊召喚を含む効果を無効にし破壊する。」テキストに近似した表記です(まあこれはこれで遊戯王ルール史に残る大問題が発生したのだが…)。
加えて
”エラッタされる前のテキストでは前半の効果は、
モンスターを特殊召喚する効果を含む「効果モンスターの効果・魔法・罠カードの発動」
「モンスターを特殊召喚する効果を含む効果モンスターの効果」・魔法・罠カードの発動
のどちらとも取れたが、エラッタにより前者であると分かりやすくなった。
特殊召喚する効果を含まないモンスター効果や魔法・罠カードの発動には対応しない。”
※遊戯王カードwiki《神の警告》より(閲覧日2014/6/22)
この点でも改善されたと言えます。

さらに「各召喚の無効」の発動タイミングについて
「召喚・反転召喚・特殊召喚『する際』」という表記になっています。
これは次弾登場の《エルシャドール・エグリスタ》でも同じ表記になっていて、
「する際」=「まだ召喚成功していない」ということが多少はわかりやすくなったかなといった具合です。


おまけ:モンスターの永続効果について
《E・HERO ワイルドマン》
→「@:このカードはモンスターゾーンに存在する限り、罠カードの効果を受けない。」
《召喚僧サモンプリースト》
→「(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、このカードはリリースできない。」

これは9期に移行してから統一されていることなのですが、
モンスターゾーン」にいないと適用されないぞという表記になっています。
これはペンデュラムモンスター・Pゾーンで適用する効果の登場による表記変更でもあり、
また今までもちょっとあった「装備されてる状態だとどうなるの?」という問題にも対応できているテキストでもあります。
これからP効果持ちカードがもっとたくさん登場するとなると、この整備も必要なのかもしれません。

※追記
card100018503_1.jpg
《E・HERO エアーマン》
・破壊効果
●自分フィールド上に存在するこのカードを除く「HERO」と名のついたモンスターの数まで、
フィールド上の魔法または罠カードを破壊する事ができる
(GS05-JP007)
↓↓↓
●このカード以外の自分フィールドの「HERO」モンスターの数まで、
フィールドの魔法・罠カードを選んで破壊する

このエラッタによって、
今まで例外的であったエアーマンの「0枚破壊=効果解決になにも破壊しないことができる」特権が消滅
つまり破壊効果を選択した場合は「破壊が確定している効果」という扱いになり《スターダスト・ドラゴン》の効果をチェーンされるようになりました。
”「E・HERO エアーマン」の『●このカード以外の自分フィールドの「HERO」モンスターの数まで、フィールドの魔法・罠カードを選んで破壊する』効果の処理時に、自分フィールドに「E・HERO エアーマン」以外の「HERO」と名のついたモンスターが1体以上存在しているのであれば、魔法・罠カードを1枚も破壊しないという事はできません。”




古参勢からも人気のあるHEROストラクにおいて、テーマカードや汎用カードのテキストがわかりやすくなっているのはとてもいいことですね。
今まで何やってたんだ…?とか言っちゃダメです。
posted by よしえ at 15:00 | Comment(2) | OCG | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>これまではこのようなルールはテキストでの判別が困難でその都度裁定を取る必要がありましたが、

困難なのは正しいかもしれませんが、「その都度裁定を取る必要がありました」は古い考え方だと思いますよ。
少なくとも5D's〜ゼアルのいずれかの時点では、
1)「〜場合、〜する」(一文)は処理時にも条件を満たす必要がある
2)「〜場合に発動できる。〜する」(二文に分かれている)は処理時には条件が関係ない
とテキストで見分けがつくようになっています。
GX時代のテキストにもこのルールが当てはまるものがあるので、結構早い段階からこのテキスト表記が使われていた可能性があります。

バブルマンの旧テキストでは
『自分のフィールド上と手札に他のカードが無い場合、デッキからカードを2枚ドローする事ができる』
とあるので、1)の処理時にも条件を満たすべきテキストですね。

9期テキストは外国語版のPSCTに近づいてるような印象を受けます。
あちらは処理の同時連続(+依存関係)や誘発効果のダメステ発動不可も明記されてるので、そちらも近づけて欲しいですね。
Posted by at 2014年06月23日 17:38
コメントありがとうございます。

おお、本当ですね!
二種の表記をきちんと把握していれば仰る通りの解釈で条件のルール判別ができそうです。ご指摘ありがとうございます。

改善の方向に進んでいるテキスト修正には好印象を受けています。これからどこまでわかりやすくなるのかについても期待できそうです!
Posted by よしえ at 2014年06月24日 00:47
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