2014年05月22日

なぜビーストライザーなのか?

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こんにちはよしえです。
今回はデッキの紹介ではなく、これまで愛用してきた《ビーストライザー》についての使い方のまとめをします。
見た目からしてゴリラカードですが、実はかなり繊細な使い方を要求される深いカードです。





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《ビーストライザー》
永続罠
自分フィールド上に表側表示で存在する
獣族または獣戦士族モンスター1体をゲームから除外する事で、
自分フィールド上に表側表示で存在する
獣族または獣戦士族モンスター1体の攻撃力は、
この効果を発動するために除外したモンスターの元々の攻撃力分アップする。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。

基本情報
・裏⇒表にする「カードの発動」だけすることもできる
・除外はコスト
・トークンもコストとして除外可
・ダメージステップに使用できる
・ターン回しても上昇値は戻らない


1.除去に対してのエスケープ
いちばんまっとうな使い方です。
たとえば《No.101 S・H・Ark Knight》とか、《奈落の落とし穴》《強制脱出装置》とか。
全体除去でなければほかのモンスターに攻撃力を分け与えてダメージレースにおいてはこちらに分のある戦いを行うことができるようになります。
このやりかただと除去がふたつ続くとビーストライザーは崩壊してしまうので、このカードを使うのはちゃんと環境を見ておく必要があります。
※JCSの時は比較的除去少なめ、サイドに幽閉が入るぐらい

2.戦闘時=ダメステでのエスケープ
ここがかなり重要なポイントです。
このカードは「ダメージステップに戦闘を行うモンスターを離してあげる」というかなり貴重な効果を持ったカードです。

(例1)
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攻撃力2600の《ジェムナイト・パール》で《ジェネティック・ワーウルフ》 に攻撃された場合、
まず考えるのは「攻撃を受けたワーウルフにビーストライザーを乗せて4000で迎撃」です。
ただ、もしチェーン《禁じられた聖槍》を合わせられると一気に2アドを失いライフが減りライザーが腐る最悪の状態になります。
この万が一の場合を考慮するのであれば、
攻撃を受けたワーウルフを除外しもう片方のワーウルフの攻撃力を上げる」という選択があります。
この場合、戦闘を行うモンスターがダメージステップ中にフィールドから離れたので巻き戻しが発生しません
また戦闘が中断されても攻撃モンスターは再び攻撃することもできません

想定していた《禁じられた聖槍》を当てられた場合でも損失は本来攻撃を受けたはずのワーウルフ1体のみ、
また戦闘が中断したのでダメージは発生しません。
次のターンのワーウルフの攻撃に槍を当てられた場合でも上昇値はリセットされないのでパールを突破できます。(《炎舞−「天セン」》の700アップと同じルール)

攻撃力を上げるモンスターの選択も重要なポイントです。
イメージとして似通っている《炎舞−「天セン」》ともかなり異なった不思議な性質を持っています。


(例2)
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《迅雷の騎士ガイアドラグーン》で「羊トークン」が殴られました。
この場合貫通が発生するので2600まるまるもらう…はずですが、この《ビーストライザー》があると変わります
トークンもコストとして除外できるので、ダメステ中に攻撃を受けている羊トークンを除外してほかのトークンの攻撃力を0アップさせてあげます。
そうすると戦闘が中断されガイアドラグーンの攻撃は止まり、貫通ダメージも0になる、という寸法です。
これは貫通に限った話ではなく、ビーストライザーがあればターン1でダメージを消せるので極論を言えばトークンが縦向いててもOKというケースもあります。
もちろんトークンだけでなく普通のモンスターについても同様です。


(応用)vs《オネスト》
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※マスタールール3からの変更点を含む
《獣神機王バルバロスUr》で《先史遺産ネブラ・ディスク》に殴ったら《オネスト》をもらった、とします。

ルール変更により《オネスト》はダメージステップの「ダメ―ジ計算前」までにしか使えないカードとなりました
なので通常の攻守変動系と同じ土俵で勝負することになります。

このケースにおいて、相手のオネストにチェーンして《ビーストライザー》を使用した場合(コスト:Ur 対象:ユウシ)、
オネストは相手モンスターの攻撃力をフィールド上での値で参照するため
効果処理時に《獣神機王バルバロスUr》が除外されている場合は攻撃力は上昇しません
よって
こちら:ユウシが5400になる
相手:ネブラは1800のまま
と、かなり優位な状況をビーストライザーが生み出します。

武神の《武神器−ハバキリ》などはそもそもUrで突破できることが多くオネストだけが今までネックだったのですが、
今回のルール変更で一気に強気に動けるようになりました。細かい点ですがかなり重要です。



3.スキドレからのエスケープ
今回《スキルドレイン》が使いやすい環境だったのでこのビーストライザーを選択したという理由があります。
たとえば《暗炎星−ユウシ》や《恐牙狼 ダイヤウルフ》の破壊効果はスキドレ下では無効になってしまうのですが、
チェーンして《ビーストライザー》を使いフィールドから離してあげることで有効にするという戦法を取ることができます。

またデッキに搭載されている《カードカー・D》《レスキューラビット》においては、
《スキルドレイン》で効果が無効にされている場合《エフェクト・ヴェーラー》によって無効化することができない
というルールがあるため、ある意味スキルドレインでヴェーラーをメタしていることにもなっています。
噛み合わせ要素はそれなりですが《スキルドレイン》と合わせるデッキとして柔軟性を持つようになりました。

(応用)
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裏側の《ライトロード・ハンター ライコウ》が《ジェムナイト・パール》に攻撃されたとします。
なにもせずにダメージ計算するとライコウが敗北して効果は《スキルドレイン》で無効になってしまいます。
しかし、やはり《ビーストライザー》が変えてくれます。

ダメージステップに突入してライコウがリバースした段階で《ビーストライザー》発動し、ライコウを除外してほかの獣・獣戦士の攻撃力を上昇させます。
ダメステに表になった段階でリバース効果(旧)の発動は約束されますので、《ライトロード・ハンター ライコウ》の効果が発動し、
処理時にライコウはフィールドにいないのでスキドレで無効にされることなく破壊効果を使用できます

スキドレ系のデッキは竜を除いてやや硬直性のあるデッキになって相手の除去に対応できない場面も多いため、ライコウを使用することもできるこのギミックはかなーり好きです。


打点の簡単な例としては
《輪廻天狗》《ジェネティック・ワーウルフ》 《ビーストライザー》だと
1700+(2000+1700)+1700=7100。
ガンマンで7900と残念な値になりますが、炎舞があると8000届きます。
あと実戦であったのは
《獣神機王バルバロスUr》《獣神機王バルバロスUr》《禁じられた聖杯》《ビーストライザー》とか
何度かライザーを使ったことで天狗の攻撃力が10000を超えるとかやったこともあります。東海CSだったか…。

留意する点は
・ボードアド的にはかなり損しているカードであること
・ルールをジャッジに訊くのが忍びない
・あんまりイラストが…

ってことぐらいです。みなさんもゴリラゴリラしましょう。
posted by よしえ at 00:10 | Comment(0) | OCG | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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